ヴィナリア・ディン・ヴァレ
創業年:1899年
地域:モルドバ南西部 ヴァッル・ルイ・トゥラヤン地方
伝説と共に、モルドバの過去、未来、現在を繋ぐ
「渓谷のワイナリー」を意味するヴィナリア・ディン・ヴァレは、家族で経営を行いながらも、この地におけるワイン造りの成長を確実にしました。2000年にウラジミール・ダビデスク氏によって設立されましたが、創業は古く、1899年から一族でワイン造りが行われています。このワイナリーのある渓谷には、食糧と水が不足していた兵士たちを、コウノトリたちがブドウによって助けた伝説があります。モルドバの歴史においてこの伝説はとても大切にされており、現在もコウノトリはモルドバの平和と解放の象徴とされています。ヴィナリア・ディン・ヴァレは伝説を通じ、モルドバの過去、現在、未来をワイン造りによって繋いでいます。
多くの国際ぶどう品種や、フェテャスカ・アルバやフェテャスカ・ニャグラなどの地場品種、またジョージア品種などを育てており、作られたワインはルーマニア、ドイツ、米国、中国、ベラルーシなどの国に輸出されています。約500名の従業員とともに、技術者、研究者、マーケティングの力を借りながら、今日も力強い発展を続けています。