創業年:2004年
地域:モルドバ南西部 ヴァルル・ルイ・トゥラヤン地方
伝統と革新が融合した、新進気鋭のワイナリー
ノヴァク・ワイナリーはモルドバでは比較的新しいワイナリーですが、それにもかかわらず、独創的なワインを求める多くの愛好家の注目を集めています。 当初、ノヴァク・ワイナリーは大規模な生産者の試験を行う為ワインの醸造ユニットとしてスタートしました。様々な生産技術、酵母の品種、オーク樽の種類、その他の技術を小ロットでテストすることが可能だったからです。 そして、あるゆる試験をクリアしたワインを自社ブランドで商品化するようになりました。こうして誕生したノヴァク・ワイナリーは、短期間のうちにモルドバ共和国の小規模ワインメーカーの中で確固たる地位を築き、権威ある国際コンクールで数多くの賞を獲得することが出来ました。
ノヴァク・ワイナリーの最大の特徴は自社畑での集中的な作業と地元特産物の活用にあります。モルドバ共和国南部は、標高がやや高く、晴れの日が多く、温暖な気候で、特殊な土壌構成をしているので、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シャルドネといったグローバルな品種でも、独自のテロワールを実現することができるのです。モルドバ土着品種のアルブ・デェ・オニツカニをはじめとする、現在モルドバでも栽培されていない葡萄品種の復元作業行っています。
アルブ・デェ・オニツカニはガガウズ語で「ガチョウの足」(葉がガチョウの足に似ている)という意味と、「トップカラ」(黒い大地)という2つの意味を持っています。アルブ・デェ・オニツカニは1960年代にモルドバの葡萄研究者によって開発されたのですが、この葡萄品種は長い間、人々に忘れらていましたが、ノヴァク・ワイナリーによって忘れらていた数本の木が発見され見事に復元に成功しました。以来、このユニークな葡萄品種はワイナリーのトレードマークとなり、国際コンクールで数々の栄誉ある賞を獲得しています。また、古いブドウの木を修復して利用することにも力を入れています。そこで、放置されていた古いカベルネ・ソーヴィニヨンの樹を見つけ出し、その中には樹齢50年以上の樹もありました。徹底的な再生作業の結果、この茂みから生まれた最初のヴィンテージの味と香りの強さに驚かされ、ノヴァク・ワイナリー独自の「ブラック」シリーズの基礎となりました。