ABOUT MOLDOVA  

モルドバについて

正式名称は「モルドバ共和国」。1991年のソビエト崩壊により独立しました。黒海の北西にある小さな国で、西はルーマニア、北と東と南はウクライナに囲まれています。首都のキシナウには 国際空港があり、面積は日本の1/11程(33,843 平方キロメートル)、人口は約360万人(2012年)です。
 

宗教と言語

人口の約93%はキリスト教徒(東方正教)です。
使われている言語の比率は、モルドバ語(公用語)76.51%、ロシア語11.2%、ウクライナ語5.51%、ガガウズ語4.07%と統計にありますが、モルドバ語はルーマニア語に近く、ビジネス等ではロシア語も良く使われています。
 

文化と芸術

モルドバの文化水準は高く、著名な文学者、音楽家、芸術家をたくさん輩出しています。
日本では大ヒットになったポップ・ミュージックの「恋のマイアヒ」が一番有名かもしれませんが、世界的にはイエヴゲニ・ドガが映画音楽の大家として高く評価されています。
チェーホフ唯一の長編小説「狩場の悲劇」の映画化(1978年)ではイエヴゲニ・ドガが音楽を担当し、婚礼のシーンで流れるワルツは世界で最も美しいワルツの一つであると絶賛されました。
 

気候について

モルドバには四季があります。気候は大陸的で、 夏は長く冬は短かく比較的温暖と言われていますが、冬には気温がマイナス30度まで下がることもあります。
 

豊かな自然と肥沃(ひよく)な土壌

モルドバの特徴はなんといっても、その恵まれた自然です。たくさんの川と湖、そして森があり、なだらかな丘陵地帯が続くとても自然に恵まれた国です。高い山はなく最も高い所でも海抜430Mしかありません。土壌と気候に恵まれた農業国で、色々な穀物や果物が収穫され野生動物も多く生息しています。モルドバは資源に乏しい国ですが、 土壌はかなり肥沃(ひよく)で地表には柔らかくて若い石灰岩や砂、砂利、 石膏などの堆積岩が見られます。

観光

観光の見所は、首都のキシナウと全国の要塞と城塞で特にドニエストル川沿いの円形要塞のソロカ(キシナウから北の方に150 km)や、
キシナウから北西に40 km以内にあるもっとも古いカェ−プリアネ修道院(建設:1429年)などがあります。
観光に最適な時期は葡萄の収穫時期の10月で、毎年祭りが行われています。
 

 

モルドバの料理について

ルーマニア系のモルドバの料理は当然ながら、ルーマニア料理と良く似ています。牛、羊、鳥、豚肉と野菜、香辛料やハーブを使った料理が伝統的なメニューです。
地方へ行くと、特に乳製品が大切にされています。中でも、Brânză (ブルンザ)と呼ばれる塩味の羊のチーズや、 Caşcaval(カシュカヴァル)という黄色いチーズ、ロシア風サワー・クリームのSmetana(スメタナ)、柔らかいフレッシュ・チーズのTvorog (トヴォログ)などが普及しています。トヴォログはハチミツと、スメタナはイチゴと良く一緒に食べられています。

ルーマニアでもよく食べられるMâmâligâ(ママリガ、トウモロコシの粥)は、モルドバでは食べる前に溶かしたベーコン、そしてニンニクと羊のチーズに浸されます。素朴ですが、大変美味しい料理です。ペルメニ(ロシア風の餃子)も普及しています。 ザマ(香草とヌードルの入った酸味があるスープ)は モルドバの伝統的な家庭料理で、 ほっこりやさしい味がします。